息子の通っていた支援学級や、支援学校のPTAの役員をやっていたため、他のお母さん方からの連絡メールをいただく機会が、よくあった。
たいていのお母さんは、メールアドレスに、お子さんの名前を取り入れている。
それを見るたびに、
藤原道綱母(ふじわらのみちつなのはは)
を思い出す。言うまでもなく、あの「蜻蛉日記」の作者である。
道綱という人は、どうもあまり知的なタイプではなく、漢字もろくに読めなかったらしい。
母親が大変な才媛であったことを考えると、学ぶ機会がなかったというのは不自然なので、いまの時代でいうところの、重い学習障害的な問題を抱えた人だったのではないかと想像する。
道綱の母さん、現代に生きていたら、私といっしょに支援学校や支援学級でPTA役員をやっていたかもしれない。なんて想像すると、ちょっと楽しくなる。
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