2016年12月29日木曜日

芋けんぴの危険性と漫画


「いもけんぴ」「危険」というキーワードでgoogle検索すると、ここのブログが上位に表示されるということを、さきほど知りました。

そして、どうやらそのキーワードで、ここを読みにこられる方が、ぽつぽついらっしゃるようで・・・。


だいぶ前に、こんな記事を投稿してたんですよね。



芋けんぴは危険だった…
https://medanadakki.blogspot.jp/2016/06/blog-post_19.html




私、芋けんぴが大好きで、よく買って食べるんですけど、かなりの高カロリースイーツだったことを知って、ヤバいと思った・・・という話です。


けれども、芋けんぴの危険性をさぐっておられる方々は、もう少し別の危険性を想定しておられるようです。



気をつけて!!身近なお菓子が凶器になる瞬間
 NAVER まとめ

◆芋けんぴが刺さる


https://matome.naver.jp/odai/2134867569427335501




・・・たしかに、刺さるだろうとは思います。
かなりの硬度ですし、とんがってますから。


刺さったこと、まだないですけど。(´・ω・`)


芋けんぴが刺さるというので、思い出した漫画があります。
凶器として芋けんぴを活用するヒロインが出てくる作品なのです。


日本橋 ヨヲコ 「G戦場ヘヴンズドア」  小学館

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この作品は、まだKindle化されていないようです。
残念。

いま手元にないので、読み返して確認できないのですが、凶器としての芋けんぴ、束にして握って、がーーっと行く感じで、かなり、迫力でした。


お話は、息苦しくなるほど本気度の高い、高校生たちの生き方を描いたものでした。

かなえたい夢への憎悪。
みつからない自分の本当の願い。

読み返してみたいです。

電子化されるといいな。
Kindle unlimitedで、公開されないかな・・・。













(読書日記・マンガ)

2016年12月28日水曜日

【漫画読んだ感想日記】ウノハナ「銀座ネオンパラダイス」【Kindle unlimited】


ウノハナ (著) 「銀座ネオンパラダイス 」
(KARENコミックス)
                                     
Kindle unlimited

 銀座ネオンパラダイス   

















Amazon                                  




Kindle unlimitedのリストに出ていたので、DLして読んでみたら、ボーイズラブ作品でした。(←いいわけがましい説明)。


あ、本作のジャンルに気づかずに読んだのは事実ですが、とくにこのジャンルに偏見はありません。というか、普通に読みます。いや、冊数的には普通以上に読んでいます、たぶん。


「銀座ネオンパラダイス 」は、昭和二十三年の銀座を舞台にした、恋愛漫画です。

主人公の葵は、生真面目で勤勉な性格。
破天荒な性格の鷹彦は、女性の影が途切れない放蕩生活を続けながらも、なぜか葵から離れません。

やがて、鷹彦は召集されて激戦地へ。

戦争から帰ってこない鷹彦を待ちながら、進駐軍の通訳の仕事をしていましたが、戦死の連絡すらないまま、月日が過ぎていきます。

ところが終戦後三年もたってから、女連れの鷹彦が、葵の前にひょっこり現れます。鷹彦には、すぐに東京には戻れなかった理由があったのですが、それを説明しないので、再会の場は修羅場となり、葵は鷹彦をタコ殴りに。


・・・このあとは、お互いの関係と居場所が出来ていくまでの、甘酸っぱい展開が続きます。短いお話なので、わりとあっさりハッピーエンドに至ります。読後感は爽やか。エロシーンがなければ、もっと爽やかだったことでしょう(あまりそういう場面の必要性を感じない読者です)。


読みながら、なんとなく思い出したのは、漫画「昭和元禄 落語心中」の、八雲(菊比古)と、亡き助六の若かりし頃の関係性です。

性格もちょっと似ています。生真面目で目上に愛される菊比古と、破天荒で目上に憎まれる助六。

















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こちらはボーイズラブ作品ではありませんし、八雲と助六の間にあるものは恋愛感情ではありませんが、(いや、ものすごく深層まで掘り進んだら、どうだか分かりませんけども)、相手に対する濃密な思いがお互いの中にあったことは間違いないと思います。


ネット上には、ほとんど恋愛関係と見立てた腐向け二次創作やレビューなどがたくさんある様子。やはりそういう受け止め方をした読者も多いのでしょうね。

登場人物たちの抱える闇が複雑で底なしだった「落語心中」と比べてしまうと、「銀座ネオンパラダイス」での、恋愛関係のシンプルさと、あっさり迎えるハッピーエンドは、ちょっと物足りなく思えてしまいますが、あのジャンルの作品は、約束されたハッピーエンドを素直に享受するするために読まれ、書かれているものだと思うので、これはこれでいいのだとも思います。うん。いいのです。


(バッドエンドのBLが売れた話というのを、聞いたことがない気がします。読みたくもないですけど…)
















 






(読書日記・マンガ)

2016年12月24日土曜日

【漫画読んだ感想日記】 椎名軽穂 「君に届け」(2)



 椎名軽穂 「君に届け」(2)   Amazon Kindle版



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二巻目は、一巻目以上に、イライラきゅんきゅんさせられました。



風早と親しくなり、矢野や吉田という、頼りがいのある同性の友人もできつつあって、幸せの絶頂のような気分でいた爽子ですが、ここで最初の試練に襲われます。


RGPなら、エリアの中ボス登場、というところでしょうか。


風早と仲良くする爽子を見て、嫉妬に駆られた女子たちが、陰湿な攻撃を仕掛けてきます。


高校生活って、サバイバルですね。(´・ω・`)


リアルにいろいろ思い出すと、漫画ほどではなくても、似たようなことはありました。





自分を安全地帯に置いたまま、ありもしない噂を流して、何の落ち度もない相手を貶める。



その噂で、相手が深く傷つくかもしれないということには一切目をつむって、考えもしない。



こういうふうに書くと、ほとんどサイコパスみたいですけど、ごく「普通」の生徒がやるんですよね、こういうことを。


普通って、何なんでしょうね。(´・ω・`)



「君に届け」で、嫉妬にかられた女子たちが爽子にした行為は、客観的に見て、犯罪の領域に入るものでした。(名誉毀損罪とか、侮辱罪とか、脅迫罪とか暴行罪とか)




漫画のなかの話とはいえ、ごく普通の女子高生に見える彼女たちの、他人の痛みに対する共感力の極端な低さに、空恐ろしいものを感じます。


他人の痛みへの共感ができない。
他人を都合良く操ることのできる。
罪悪感を持たない。

これらは、サイコパスと呼ばれる社会病質者の特徴だそうです。

強い嫉妬からくる憎悪が、普通の女子高生をも、サイコパスのようにしてしまうのでしょうか。


リアルでも、ない話ではない気がして、怖いです。





「君に届け」のお話のなかでは、爽子を支えようとする、吉田や矢野、風早の存在があって、嫉妬の女子達を撃退することができていました。


集団のなかでは、他人に対する否定的な感情と、支え合って肯定していく感情とがあって、それぞれ拮抗してバランスをとっていくものかもしれません。


恋愛もふくめて、人とつながっていく方法を学ぶことは、ほんとに大事だなと感じさせてくれる作品だなと思います。























(読書日記・マンガ)

2016年12月22日木曜日

【漫画読んだ感想日記】 椎名軽穂 「君に届け」(1)



椎名軽穂 「君に届け」(1)  Amazon Kindle版





だいぶ前から、書店で平積みになっているので気になっていました。

Kindle版の無料試し読みを利用して、読んでみて・・・・・ハマりました。


胸がキュンキュンいいます。


そして、ヒロインの黒沼爽子の置かれている状況の残酷さに、イラッとします。


ただ表情が暗いから、ストレートのロングヘアだから、人付き合いが苦手だから、みんなと言動がズレているから……

それだけのことで、クラスの全員からソフトに無視されたり、露骨に避けられたり、無責任なイジリの対象になったり。

人気者の風早君に親切にされたりしているのを見た子たちから、誹謗中傷されたりもします。


そんなことをされても、他人の悪意ではなく、悪意の裏側にある痛みや悲しみに気づいて、理解しようとします。どんなにさみしくても、つらい気持ちになっても、人を恨むということをしない人です。



そして、いつか友だちができる日を夢見て、孤独な自分を変える努力を、黙々と続けています。


とんでもない強さです。


彼女でなければ、不登校か、いまどきでしたら、最悪自殺してもおかしくなかったかもしれません。


学校での孤立ということで、新海誠作、小説「言の葉の庭」の雪野を思い出しました。


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(映画のほう、早く見たいけど、なかなか見れずにいますorz)


雪野は教師でしたが、悪意のある生徒による度の過ぎた嫌がらせや、同僚の教師などの無理解から、心身の健康を壊されてしまい、出勤できなくなりました。


物語では、「いじめ」られる側が主人公になることが多いのに、現実では、その立場はマイノリティです。マイノリティなのに、読者や視聴者は、「いじめ」られる側に深く共感して、「いじめ」る側を憎みます。


不思議ですよね。

現実には、「いじめ」られている人に共感して、「いじめ」る側と戦おうとする人なんて、滅多にいないのに。



なにはともあれ、最強の孤立者である黒沼爽子は、彼女の真価をいち早く見いだすことのできる風早君と出会います。


彼ら二人だけでなく、出てくる人々の誰もが、自分の気持ちを相手に「届け」ようとして、なかなか叶わない物語の始まりです。












(読書日記・マンガ)






2016年12月18日日曜日

【漫画読んだ日記】大海とむ 「魔女の媚薬」(1)


少女漫画…ではないですよね。

成人向けの内容だと思います。




大海とむ 「魔女の媚薬(1) 」(フラワーコミックスα) 


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主人公の望月香子は、白魔女を祖母に、黒魔女にして魔女王を母親に持つという、魔法の世界的には超サラブレッドな出自の女性ですが、そのような生まれであることを、本人は全く知らされていませんでした。


母親は失踪、祖母に育てられて成人しましたが、その祖母を亡くしてからは、一人でハープのお店を経営しています。



背が高くて、色気のない純真素朴な、よく言えば森ガールなタイプだったのに、とある事情から、無尽蔵にセクシャルな気配を垂れ流す、とんでもなく妖艶な存在になってしまいます。


家にやたらとトカゲや虫が集まってきたり、配達のおにーちゃんたちが、無我夢中にナンパしてきたり。


とまどっているところに、「母の遣い」だといって、異様に顔立ちのよい、黒ずくめの男性がやってくるのですが・・・・・・。


「あなたの母上は私の上司であり、全世界に会員を持つ"黒き魔女協会"の長。比類なき力ゆえに、魔女王とも称される、偉大な黒魔女です」



会ったこともない母親について、いきなりこんな、胡散臭いことを言われた香子さんの反応は、





ですよねえ。( ̄。 ̄;)


ところが、香子さんの持つ黒魔女の力が、制御不能のまま垂れ流されてしまうため、周囲のあらゆる生き物を魅了しはじめ、まともに生活することすらできなくなる始末。


その惨状を、黒づくめの男性、黒木魔女協会という怪しい組織の「騎士」を名乗る、日比木要がコントロールし、香子さんを保護することになるのですが、香子さんの魅惑(チャーム)の力が強大すぎて、お互いに振り回されまくることに。


一巻目は、そんな感じで終わりますが、この後お話が進むにつれて、魔女協会の規模の大きさとか、まるで中世暗黒時代みたいな組織の性格とか、聞いてびっくり、香子さんの母親である魔女王のトンデモな真の目的とかが、どんどん明らかになっていって、そして、すとーーーーんとラストを迎えます。




母と娘がライバル関係という、ちょっとエレクトラコンプレックス的な緊張した構図でお話が進んでいくので、途中、読んでいて、結構ストレスがあります。


最愛の彼氏が現時点で母親のモノというのは、ラブストーリーに採用されるものとしては、あまり気持ちのいい関係性ではありません。ややこしいですし、簡単な勝ち負けの問題にもなりません。


母親の存在を乗り越えて、彼にとっての一番の存在になったとして、その立場は、どういったものであるのか。

所詮、母親の代わりでしかないのかどうか。

娘視点で考えると、かなり気持ち悪く、悩ましいところではあります。



似たような設定の漫画があることを、思い出しました。


佐藤史生 「緑柱庭園」 (Amazonで見る)



(画像引用元 https://www.amazon.co.jp/)


1988年に発売された作品集、「 羅陵王 」に収録されていた、短編です。

現在は絶版のようです。

佐藤史生氏の作品が大好きでしたので、当然私も持っていましたが、東日本大震災のあと、おそらく処分してしまったはず・・・・(´;ω;`)。




Kindle版では、「この貧しき地上に」に収録されているそうです。


 Amazonで見る



欲しいな・・・・。
買おうかな、Kindle版。
暗記するほど読んだ作品ばかりですけど、手元にないというのは、ほんとうにさみしいものです。(涙)


それはともかく。(´・ω・`)


「緑柱庭園」は、女王に寵愛される臣下の青年が、王女と恋仲になるのですが、「魔女の媚薬」とは違って、こちらは救いのない悲劇で終わります。

青年は王女を愛しますが、女王への思いはそれと別格で、唯一無二の存在でありたいと願っているからです。けれども女王にとって、青年は寵愛する青年たちの一人にすぎず、そのことに絶望した青年は、女王を殺害し、王女をも発狂させ、幽閉します。その後、青年は王位を簒奪して自らが王となり、正気を失った王女を愛でつつも、孤独に老いていきます。

この物語では、王女は、母親(ライバル)である女王の代わりにはなれず、愛する青年の唯一の恋人ともなれず、青年にとって、深い罪悪感と孤独の象徴であり、心を破壊された上で無邪気な存在として生かされ、かすかな癒やしをもたらすだけのペット的な存在にしか、なり得ませんでした。


つまり、王女の全敗です。(´・ω・`)



それとは対照的に、「魔女の媚薬」では、主人公の香子が、母親である魔女王とは比べものにならないほど強大な存在であることが、のちに分かります。

なので、「緑柱庭園」とはまるで違った終わり方となるのですが・・・。


うーん、ちょっとすっきりしなかったかも。


再読して、考えてみます。
















2016年12月4日日曜日

目玉焼き丼の模索・・・



いちおう、「目玉ブログ」という名前のブログなので、目玉についての記事も、増やしていきたいなと思う、今日このごろ。



いま気になっているのは、「目玉焼き丼」。

子どもたちでも簡単につくれて、栄養があって、おいしくてうれしいレシピとして、いいんじゃないかなと思って、いろいろ調べています。


料理本やネットを調べてみて、作ってみたいなと思ったレシピを、メモしてみます。


書いておかないと、どんどん忘れてしまうから。(^_^;



まずは、こちら。


中華風目玉焼き丼
https://matome.naver.jp/odai/2136178454900983701/2136179051902616803


・多めのごま油で、目玉焼きを焼く。

・盛り付けたごはんに、青ネギを散らす。

・目玉焼きと、ごま油をごはんにのせて、食べるラー油を添える。

・醤油をかける。





ステキです。ヾ(〃^∇^)ノ




ベーコンエッグ系目玉焼き丼
http://www.lettuceclub.net/recipe/dish/10310/


・ベーコンエッグを、焼く。

・ごはんにのせて、塩こしょうをふり、醤油をかける。


・カイワレとかクレソンとか、のっける(←私の好み)



これも、おいしそう。ヾ(〃^∇^)ノ

お醤油味なので、アボガドとかのせても、よさそう。




そして、三つ目は、ニコニコ動画でとても愛されている、パンツマンさんのレシピ。



パンツマンの目玉焼き丼

http://www.nicovideo.jp/watch/sm13810595



・ハムエッグを焼く。

・ごはんに、たっぷりの千切りキャベツをのせる。

・その上にハムエッグをのせる。

・ソースとケチャップで、味付け。




子どもたちと一緒に、順番に、作ってみようと思います。(^^)






2016年12月2日金曜日

10年日記をDLしたけど、果たして10年続くのか

愛用のiPhoneで日々の記録をつけられるようなアプリがほしくて、探してみたら、10年日記というのを見つけました。



さっそく、今日の記録を書き込んでみたら、とってもラクチン。しかも見やすくて便利。

とりあえず、三日坊主をクリアすることを目標にして、愛用することに決定。


でも、10年後まで、このiPhone使ってるのかな。(´・ω・`)

いちおう、iPadとかと同期できるようだけど、自分用のiPad、持ってないし。


調べてみたら、googleドライブでバックアップをとれると書いてあるのだけど、アプリの設定で同期しようとしても、googleのアカウントを立ち上げて同期するためのボタンが動かない。


うーん。


しばらく様子みておこう。