2017年2月28日火曜日

Amazon、どうなるのかな

口紅を何も見ずに描いた絵

(上の絵は文章にはとくに関係ありません)

クロネコヤマトがAmazonの配達で疲れ切っている、という報道を見ました。

アマゾン宅配急増、ヤマトに集中 「今の荷物量、無理」 (ライブドアニュース)
http://news.livedoor.com/article/detail/12714642/


うちも、月に数回は利用しています。
Kindleを導入してから、紙の本をあまり購入しなくなったとはいえ、子どもたちの本はまだ紙メインですし、店舗よりもAmazonのほうが、安くて購入しやすい商品がたくさんあるので、ついつい、頼っています。

うちの町内からは、だいぶ前に、書店と文具店が消えました。
車で大型スーパーまで走れば、書店も文具売り場も入っていますけれど、欲しいものが必ず入手出来るとは限りません。体調の良くないときには、車を運転するよりも、ネットに頼るほうが安全です。

というわけで、購入頻度はそれほどではなくても、Amazonへの潜在的な依存度は、それなりに高いです。

でも、「今の荷物量、無理」というニュースを見てしまうと、ちょっと利用をためらいたくなります。

なんだか、自分がちょっとラクするために、見知らぬ誰かが過重労働のしわ寄せを受けることを黙認してしまっているようで、居心地悪いです。

ちょっと利用を控えようか、なんて思うものの…

末っ子のほげ子さんに、買ってやりたい本がだいぶあるので、近日中にまた使うことになりそうです。

(´・ω・`)











2017年2月24日金曜日

目玉日記(目が痛いけど、iPhoneは使い続けてる)…インドぢる・ムトゥ踊るマハラジャ、自閉症の息子の思い出

ドライアイと花粉、そしておそらくは更年期障害による、目玉の不調が続いています。




朝起きたら、今日も左目激痛。
寝ているあいだに、ドライアイのせいで、傷がついてしまったのかなと思います。

目薬さしてると、だんだん痛みは引いてきますけれとも、その場しのぎにしかなりません。


お医者さんにかかるとしたら、まず、どこへいけばいいか。
眼科か、更年期対策で婦人科か。。。

近所のかかりつけの眼科は、三時間待ちが普通。体力ないときには、とんでもない苦行です。そして今日は座っているのもキツい体調。

婦人科のほうを優先することにしました。
大元が改善すれば、目玉も含めて、ラクになるかもしれない……と期待。


そんなこんなで、ひどいありさまですが、目を使う仕事は休まずにいます。
頼まれた仕事のための調べ物をしていたら(そして横道にそれたら)、ねこぢるのLINEスタンプがあるのを見つけました。

ねこぢるスタンプ にゃーことにゃっ太 (LINEストア)
https://store.line.me/stickershop/product/1034981/ja


出たのは2014年みたいです。気づきませんでした。

なつかしい、という思いとともに、かつて「ねこぢる」作品に触れた時期の、リアル人生の思い出が蘇ってきて、なんとも遠くへきたもんだ的な気分になりました。




ねこぢるy「インドぢる」を読んだのは、もう何年前なのか・・・。





Amazonで、本が発売された年を調べてみたら、2003年となっていました。出版されてすぐ、店頭でみかけて、買って読んだように記憶しています。

それまで、ねこぢるさんという漫画家さんのことも、そのかたがすでに亡くなってしまっていることも、なにもしらずに、ただ「インド」のタイトルに引かれて、購入したのだったと思います。

2003年というと、うちの、自閉症(の傾向の強い重度広汎性発達障害)息子のあだきち君が、五歳か六歳くらいのころです。

(あだきち君のことを書いているブログ → だっきたんぐる)

当時、あだきち君は、「ムトゥ 踊るマハラジャ」というインド映画に大ハマリしていて、一日三回から四回、ビデオを再生して鑑賞していました。

当然、一緒に過ごしている私も、同じ頻度で「ムトゥ」を見続けるわけですが、次第にインドに洗脳されたようになっていって、気がつくと、「インド」「印度」「マサラ」などと題した書籍を、旅行エッセイや小説から、歴史書、旅の手引き的な本まで、とにかく手当たり次第取り寄せて読むようになっていました。

いま思うと、あれはノイローゼの一種だったのかもしれません。

ただただインド映画を見せられつづける環境に耐えるために、自分の内部にもインドを詰め込むことによって、耐性を作ろうとしていたのでしょう。



 ムトゥ



それに加えて、あだきち君が、こんなに大好きで、のめりこんでいる世界なのだから、何かとても大きな理由があるのかもしれない、それはもしかすると、重い障害の奥底から、あだきち君の気持ちや言葉を引き出す手がかりになるかもしれない…そんなふうに思っていたような気もします。

あやうく、ムトゥの役者さんたちが話しているタミル語の勉強を始めそうになるところまでいきましたが、当時はタミル語の辞書もテキストも日本では手に入らない状況で、断念しました。

タミル語って、よく聞いていると、ところどころ、日本語に似ているんです。

お兄さんのことを「アニィ!」と言ってたり。
他にも、いくつか単語の発音がかぶるものが、あったはず。
発音自体にも、何かこう、あだきち君の琴線に触れるものがある様子でした。

だからといって、タミル語が自閉症の何かを解く鍵になる根拠なんて、全くないんですけど、それでも心引かれてしまう何かが、「インド」の文化には、あったような気がします。


見つかるはずのない何かを探しにいかなくてはならないと思われる土地。

それが、遠くにある国として感じる、インドであるのかもしれません。



2017年2月22日水曜日

目が激痛(´;ω;`) 花粉症&ドライアイ&疲れすぎ・・・

先週末は、散々でした。(´;ω;`)

ちょっと疲れがたまっていたので、横になってうとうとして、夕方目ざめたら、左目に超激痛。

目がえぐりとられるのじゃないかと思うレベルの痛み。

うあああ何がどうした!と思いつつ、鏡で見たり、洗ってみたり、手持ちの目薬(老眼用)をさしてみたりと、いろいろしたけど、効果なし。

土曜日の夜ですから、眼科は診察していません。
自宅で四時間ほど耐えてみたけど、全く痛みが和らぎません。
これは眼球に傷がはいって、ばい菌にやられているのかもしれないと思いました。

夜中でしたが、家族に近所のドラッグストアに走ってもらって、ばい菌を殺す系の目薬を買ってきてもらいました。



サンテ抗菌新目薬


さしながら、しずかに横になっていたら、二時間ほどで、すこーしづつ痛みが和らいでくるのが感じられました。なんとか眠れるレベルまで落ち着いたところで、就寝。

翌朝も痛みはありましたが、「思考不能なレベルの超激痛」から、「かなり痛い」程度まで落ち着いてくれたので、そのまま安静にして、抗菌サンテをさしながら、1日過ごしていたら、二日目には、ほとんど痛みがなくなりました。


まだ眼科にいっていないので、原因は不明。

ただ、痛みの出る前に、かなり長時間外出していたのですが、その時点で、目に違和感は出ていたので、もしかすると、花粉のせいではないかと思っています。

それと、ここのところ疲労がたまっていたせいか、ドライアイの症状も、少し強くなっていました。

花粉と乾燥と疲労のトリプルパンチで、目に傷が入ってしまったのかなと、想像しています。

目薬は常備しつつも、あまり頼るのもよくないと思うので、とりあえず、疲れを溜めすぎず、目を休めるようにしながら、再発防止に努めようと思います。(´;ω;`)























2017年2月14日火曜日

杉浦日向子さんの「百日紅」


お友だちとチャットしてて、葛飾北斎の娘、応為の話題になって、杉浦日向子さんが、たしかその女性を主役にした作品を描いていたなあ、そして買って読んだはずだなあと思いだしたのだけど・・・


書庫で探すのは、ほぼ不可能。

もしかしたら、大地震のあと、古書店に売ってしまった中にまじっていたかも。


あの地震の時、うちの書庫と書斎の本が、ナイアガラの滝状態になるのを見て、ああ、もう本は置かないようにしようと思ったのだ。本を売るのは、身を切られるように辛いことだったけど、ひょっとすると家族が圧死する可能性のあるものを抱え続けて暮らすことはできないと、覚悟を決めて手放したのだけど・・・


いまも深い後悔のなかにある。

手放した本のなかに、読み返したいものが、次々と出てきてしまっているから。


せめて、手放すときにリストを作ればよかったのに、そんな作業をする余裕はなかった。
なにしろ数が膨大すぎた。(数千冊は売り払っている)


で、杉浦日向子さんの「百日紅」
読み返したいけれど、発掘できるかどうかわからない。
ない可能性もある。

Kindle本で買い直そうかと思ったら、まだKindle化されていなかった。

杉浦日向子さんが亡くなってから、もう12年にもなる。
亡くなった作家さんのマンガは、電子化されにくいようなことも、あるのだろうか。
と思ったら、エッセイ本などは、すでにいくつかKindle化されているようだ。

気長に待つか。









2017年2月10日金曜日

【LINEスタンプ】ティッシュの箱

LINEのクリエイターズスタンプが好きで、よく眺めています。

欲しいものを全部買っていると、お小遣いがいくらあっても足りませんから、たいていは見るだけですが、楽しいです。



今日は、LINEクリエイターズスタンプの、「シュール」というジャンルのランキング一覧を、どんどんめくって開いてみていたらこのスタンプに出会いました。


https://store.line.me/stickershop/product/1155348/ja




情緒不安定でどこかすれたらくがき達、だそうです。

すれてるかな……。

なんか、可愛いです。

テイッシュ抜かれて「そうきたか」ってつぶやく、テイッシュの箱、いいなあ。


「すれかわいい」という、新しいジャンルかもしれません。




(__).。oO


きちんと絵を描くことのできない私ですが、人様が描いているのを見ると、無性に描きたくなります。


私もティッシュの箱、描いてみたくなりました。











むずかしいです……。

ヘタクソな上に、練習足りないから。orz



そういえば、東村アキコ作の「かくかくしかじか」というマンガに出てきた絵画教室で、何ヶ月も何ヶ月も、ひたすらティッシュの箱のデッサンをさせられているオジサンの生徒が、出てきました。その生徒さんは、絵画教室の展覧会に出した作品も、ティッシュの箱の絵でしたけれど、いい箱を描くようになったと、先生に褒められていました。


「かくかくしかじか」で、心に残ったエピソードの一つです。

私も、もう少し練習してみようかな、ティッシュの箱。


まず、線が、きちんと描けないことが、問題・・・・。







47都道府県ラップに出会った


PCのiTunesが、ここのところずっと、「嘘と煩悩」という曲をオススメ(Fou you)してくる。

歌っているのは、KREVAという人らしいけれど、ぜんぜん知らなくて、曲名からして憂鬱な印象だったので、ずっと聞かずに放っておいたけど、毎日毎日目に入るから、根気負けして聞いてみた。

なんか、ラップらしい。
年寄りには歌詞の意味が取りにくいけど、なんかポコポコして耳に心地良い。

若者ではなく、それなりの年の人のようだ。
いくつぐらいかと思ってwiki見て見たら、40歳とのこと。へー。


YouTubeで動画探したら、「嘘と煩悩」は著作権がどうこうというので、音声が消されていた。JASRAC頑張ってるのだな、このごろ。

他の曲を探してみた。

47都道府県ラップというのがあった。


KREVA 47都道府県ラップ


授業してる。


♪  左から右 山形宮城


いや隣だけど、これ、車で走ると、結構大変なのよ。
そんな簡単にスライドできないのよ。

仙台で道に迷って、うっかり奥羽山脈越えて天童突っ切って山形市につっこむと、往復五時間は走り続けるのよ(実体験)。


なんてことを、しっとりしたラップをききながら、思い出した。




いいな、これ。








2017年2月9日木曜日

【漫画読んだ日記】「悪魔の誘惑」(綾部 瑞穂・デブラ・キャロル)(悪魔は元夫と姑)

綾部 瑞穂・デブラ・キャロル
「悪魔の誘惑」 



ハーレクインコミックスです。

とにかく腹の立つ話です。

ヒロインである、エマ・ジョーダンの夫、ラリー(故人)が、ハイレベルの事故物件で、死んでいるのもお構いなく、殺意がわくような人物です。

簡単に説明すると…

ラリーは世間的には理想的なセレブ男子で、容姿も人柄もすばらしく、エマを始めとして、彼を心から慕う人々に囲まれて暮らしていました。

ところが、ラリーは自動車事故に巻き込まれ、燃えさかる車体に体を挟まれ脱出できず、焼死してしまいます。

深い悲しみのなかで、夫が会社に残していた遺品の整理をしていたエマは、とんでもないものを見つけてしまいます。

夫ラリーは、取引先の会社の社長夫人と、長期にわたって不倫関係にあり、あろうことか、二人の合体場面をこまめに動画に撮って、ホームビデオのディスクに保存していたのです。

さらに、エマは妊娠を切望していたのですが、ラリーは二人の間に子どもを作る気は全くなかったようで、精管切除の手術まで受けていました。

つまり、ラリーは、最愛の社長夫人との不倫をカモフラージュするためだけに、十歳も年下のエマをひっかけて、形だけの結婚をしながら、不倫行為の映像をたくさん撮り溜めして、会社にコレクションしていたわけです。

ラリーとエマの出会いは、エマが十七歳の時だったといいますから、ほとんど犯罪みたいなものです。不倫をごまかすためだけに、女子高生を引っかける二十七歳男性とか、気持ち悪いの一言です。あるいは、そういう異様な状況そのものを、楽しんでいたのかもしれません。いずれにせよ、事故死は天罰みたいなものでしょう。同情の余地はありません。

最愛の夫の正体を知ったエマは、深く傷つきますが、周囲にはラリーの崇拝者しかいませんから、本心を誰にも打ち明けられないまま、田舎に引きこもって、自らの心の傷を映したような恐ろしい物語を書く小説家になります。

ところが、ラリーの母親は、死んだ息子を神格化する勢いの溺愛ぶりで、未亡人となったエマの人生を管理し、生涯ラリーの未亡人として生きるように、強要しつづけます。もちろんこの母親は、エマの小説家としての成功など、全く評価せず、軽蔑しきっています。さらにおぞましいことに、この母親、エマの周囲に男性の姿が見えた途端、牽制のつもりでしょうか、エマの家に無断で入り込み、亡き息子の肖像画を飾り付けたりするのです。こんな母親だから、息子も変態になるのかもしれません。


エマの小説は大ヒットして、サム・クーパーという演劇人によって映画化されることになり、そのサムがエマを愛することで、物語はハッピーエンドを迎えるわけで、物語の本筋はサムとエマの恋愛なのですが、ラリーとその母親があまりに気持ち悪すぎて、サムの印象がイマイチ薄く、ずっとエマのトラウマに振り回されっぱなしだったこともあって、最後まで、あまりステキにも見えませんでした。ちょっと気の毒なヒーローです。


というわけで、コミック作品自体は、いまいち好印象ではなかったのですが、作者の綾部瑞穂さんのあとがきが、ちょっと面白かったです。

原作を読了した後、作者さんは、アン・ライスの「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を思い浮かべたそうです。

私は原作小説は読んでいませんが、トム・クルーズとブラッド・ピットが出演した映画は見ました。独特の退廃と倦怠、ゴシックな美しさと救いのなさを漂わせた、濃厚な作品で、強い印象が残っています。

コミックスでは、健全な印象ばかりで、どうにもパッとしない存在だった(失礼…)、ヒーローのサム・クーパーを、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の妖艶なレスタト(トム・クルーズ)に重ね合わせると、作品の印象は、大幅に変わります。


デブラ・キャロルの原作小説も、読んでみたくなりましたが、残念ながら、まだkindle化されていないようです。










2017年2月8日水曜日

【漫画読んだ日記】独りぼっちのシンデレラ(大富豪のイケメンでもハズレ物件はある)

 しのざき 薫 ・サンドラ ・フィールド 

「独りぼっちのシンデレラ」


ときどき自分は腹を立てるためにハーレクインコミックを読んでいるのじゃないかと思うときがあります。

なにしろ、ほとんどのハーレクイン作品に、とても腹立たしいタイプの人物が登場するのです。

それは、ヒロインの恋人や結婚相手、元彼もしくは元旦那、現旦那の両親、元嫁、連れ子、部下や上司だったりします。

いずれにせよ、そういう不穏分子が必ず出てきて、読者()がはなはだしくイラッとすることを、やらかしてくれます。

もちろんちゃんと不穏分子を片付けて、お約束のハッピーエンドを迎えることになるのですが、あまりにも不穏の度が過ぎると、いやーな後味が残ることになります。

後味がいちばん良くないのは、ヒーロー、つまりヒロインの恋人もしくは亭主のろくでなしっぷりが、あまりに酷すぎた場合です。

そして、ハーレクインというジャンルでは、大富豪だったり王家のメンバーだったりするヒーローが、実に高確率で、根深いトラウマ持ちだったり、歪んだ性格だったりする場合が多いです。


「独りぼっちのシンデレラ」も、まさにそんな作品です。

ヒロインのケイシー・ノースは、早死にした両親の代わりに弟たちを育て上げ、やっと自分のための人生を開始しようとしたところで、大富豪である青年実業家のルーク・グリフィンの妨害を受けることになります。

ルークは、札束で顔を叩くようなやり方で、ケイシーが引退した家事代行業を、強引に引き受けさせてしまいます。

で、仕事をさせるうちに、ケイシーが無欲で誠実な性格であること、容姿も素晴らしいことなどがわかってくると、ルークはケイシーを言いくるめて、身勝手な愛人関係に巻き込んでしまいます。

さらに、ケイシーが、自分とパーティに出かける約束を断って、怪我で入院した弟の元に駆けつけようとしたとたん、ルークは激怒し、ケイシーを捨ててしまいます。

捨てられたあと、ケイシーは妊娠していることに気づきます。ルークがちゃんと避妊しなかったことが原因でした。

もちろんケイシーも大人ですから、ルークの申し出にOKした以上は、自分の責任でもあるわけですが、弟たちを育て上げるために、自分の夢も恋愛も我慢して、ひたすら働いて生きてきた女性にとって、こんな出会いは、災難としか言えません。

ルークの傲慢さや、女性に対する身勝手さは、麻薬中毒だった実の母親に虐待されて育ったことが原因だったと、作中で説明されています。

ケイシーがパーティの約束よりも弟の耳委を優先したことにブチギレたのも、母親が、わざと約束をやぶるというやり方で、我が子を精神的に痛めつける人物だったせいでした。

それは確かに気の毒な生い立ちですが、母親の悪業の報いを、他の女性に背負わせるのはナンセンスです。

最終的には、ルークはケイシーの妊娠の責任を取り、ケイシーにした仕打ちを深く反省もして、ついでに愛する気持ちも確認して、結婚を申し込むのですが、読んでいる側としては、どうにも釈然としません。

ケイシーは、手のかかる弟たちを育てあげて、やっと自分の人生を手に入れられるところだったのに、またしても、やっかいな育児の必要な男をパートナーに選んでしまったようで……


いくら大富豪の美青年でも、私なら、こんな男は御免です。(´・ω・`)










2017年2月3日金曜日

自分の子どもが職場や学校で「拷問」を受けていたら…







電通の過労死…
何度聞いても、つらい事件です。。。



高橋まつりさんの母、幸美さん独白4時間「上下関係が苦痛 寝させない拷問」
https://dot.asahi.com/wa/2017020100109.html


記事によると、

「ナチスドイツで寝させない拷問があった。寝ないって拷問だよね」

と、亡くなったまつりさんは、話していたそうです。

そのことを思い出しながら語る、お母様の苦しみは、いかばかりかと・・・想像しただけで、目の前が暗くなります。




・・・・・・・・





自分の子どもが、職場や学校で苦しんでいて、こういう話をするようになったなら、私だったら即座に休ませて、外に出さなかったと思います。成人してようが何だろうが、本人がどう言おうが、おそらく力づくでも職場から引き離しただろうと思います。


私は、そういう意味では、極甘の親かもしれません。

子どもは、生きていることが何よりも大切。
それにまさる優先事項は、原則ありえないと思っています。






けれども、私のような親は、「いい親」とは言われません。


子どもが不登校になれば、まず母親が(父親じゃないんですよね)、批判の対象となる場合が多いと思います。


うちは、長女が、小学校五年の春から中学三年まで、不登校でしたが、非難の視線を向けられているなあと思うことは、少なからずありました。


不登校について、地元の教育委員会が主催している部署の方(退職した元校長先生だと聞きました…)に相談したときには、


「お母さん、あなたから心を鬼にして、学校に出さなくてはならないんですよ」


と、言われました。そのあとにも、厳しい言葉が続きました。


持病のこと、鬱と診断されて治療していることは、すべて話した後のことでしたが、それを踏まえての相談にはならずに、ただただ、母親の心構えを諭されて、終わりました。

子どもが不登校になることは、母親の責任だと、暗にクギを刺されたのだなと、感じました。

その後、学校所属(?)の相談員という方と話をしているときにも、


「あー、母子分離不安ですね」


という告げられ、困惑しました。


ネットで母子分離不安について、調べてみても、うちの子どもに当てはまることが、何一つなかったため、さらに困惑。

その後も、トンチンカンな提案を、たくさんされ、ゲンナリしました。


「学校に来れないなら、支援学級に登校してみてはどうですか?」


支援学級に来れるくらい「元気」なら、自分の教室に通えるのに、そう説明しても、理解されず、


「差別意識はなくしたほうがいいですよ」


などと、言われる始末。


うちはそもそも息子が小学校の支援学級に所属していましたし、長女も小学校時代には、体育の授業を見学するかわりに息子のクラスの授業に飛び入り参加するなどして、お世話になっていましたから、差別意識なんか微塵もないのですが、それについて説明しても、全く通じませんでした。


なにをどう説明しても、私(母親)が、不登校を助長しているという先入観を、変えてもらうことはできなかったようでした。


いま思うと、あの教育委員会の人とか、相談員の人は、ちょっと「まとも」ではなかったのかなという気がします。


あんなに話が通じなくて、知的に「健常」だというのは、なかなか納得できません。( ̄。 ̄;)



とにかく、「子どもが不登校であれば、問題は母親にある」という決めつけが、微動だにしない状況では、何を話し合っても、相互理解に至る道は存在しない、ということだったかもしれません。


どうやら、母親という存在は、社会に適応する子どもを育てる義務があり、それができない母親は「ダメ」であるという、不文律が、ここの国にはあるのだろうと思います。



だから、子どもが学校や会社に適応できず、辛そうにしていても、「いい母親」は、「休みなさい」とは、なかなか言いにくいのだと思います。


ダメ親だと叩かれてもいい、子どもが生きてくれることが最優先だと思っている、私のような母親は、子どもが即座に死ぬような状況でない限り、褒められることはないと思います。


叱咤し、激励し、困苦を乗り越えて、自立した社会人となるように導いていく…それが親の仕事といわれれば、否定はできません。


けれども、頑張りすぎて死ぬかもしれないようなときに、崖から突き落とすのは殺人行為であるのも、また事実。


甘えて都合良く逃げているだけなのか、本当に苦しくて声なき絶叫を上げ続けているのかどうかは、なんとか見分けなくてはなりません。


その見極めがどうしても難しくて、答えが見えないときには、突き落とすのではなく、私なら守るほうを選びます。


だって、死んじゃったら、取り返しつかないんですから。。。


命って、ほんとうにあっけなく、失われちゃうことも、あるんですから。


難病児の親ですので、そういうことは、イヤというほど知っています。



そして、自分一人ではどうにもできないとなったら、躊躇なく助けを求めます。
理解者と、解決法を知ってそうな人を探します。


そうやって、これまでなんとかやってきました。
これからも、そのつもりです。




しかしなんというか・・・



試練と拷問は、ちがうものなのに、その区別がない社会って、気味悪いですね。

試練には、それを引き受ける個人を成長させる可能性がありますが、拷問は、社会の仕組みや権力者の都合に、個人を無理やり屈服させるための手段です。


そう書いておかないと、なし崩し的にわかんなくなりそうな世の中の流れが、本当に怖いです。















2017年2月1日水曜日

ドナルド・ジャイアントランプ大統領


 pixabayという無料素材のサイトからお借りした画像。




なんなんですかね、ほんと。

毎日毎日、トランプ大統領のTwitter砲だの大統領令だの、ろくでもない報道で耳が痛くなりそうです。


今朝は、このニュースでイラッと来ました。



緊急医療待つ難民ら、米大統領令による入国禁止で窮地に
2017年 01月 31日 18:04 JST


難病治療等のためにアメリカ入国を待っていた人たちが、絶望しているそうです。




トランプさんは双子座らしいですね。


Donald John Trump ドナルド・ジョン・トランプ
1946年6月14日 生まれ


ちなみに、ドラえもんに出てくるジャイアンの誕生日は、6月15日。


別に誕生日が一日違いだからって、どうこう言うつもりはないですけども。


「おれのものはおれのもの、おまえのものもおれのもの」 


有名なジャイアンの暴言ですけど、トランプさんがしゃべっても、あんまり違和感ないですね。


(´・ω・`)


自分たちさえよければ、諸外国はどうでもいいという政策は、本当にアメリカを幸せにするんでしょうか。

たとえそれが成功したとしても、何かとってもよくない負の遺産が残るような気がするんですよね。


自分に利益のない、弱い他人を踏みにじれば、幸せになれるって、誰もが思ってしまうようになったら、その先にあるのは地獄では?






いやですねえ。