朝起きたら、今日も左目激痛。
寝ているあいだに、ドライアイのせいで、傷がついてしまったのかなと思います。
目薬さしてると、だんだん痛みは引いてきますけれとも、その場しのぎにしかなりません。
お医者さんにかかるとしたら、まず、どこへいけばいいか。
眼科か、更年期対策で婦人科か。。。
近所のかかりつけの眼科は、三時間待ちが普通。体力ないときには、とんでもない苦行です。そして今日は座っているのもキツい体調。
婦人科のほうを優先することにしました。
大元が改善すれば、目玉も含めて、ラクになるかもしれない……と期待。
そんなこんなで、ひどいありさまですが、目を使う仕事は休まずにいます。
頼まれた仕事のための調べ物をしていたら(そして横道にそれたら)、ねこぢるのLINEスタンプがあるのを見つけました。
ねこぢるスタンプ にゃーことにゃっ太 (LINEストア)
https://store.line.me/stickershop/product/1034981/ja
出たのは2014年みたいです。気づきませんでした。
なつかしい、という思いとともに、かつて「ねこぢる」作品に触れた時期の、リアル人生の思い出が蘇ってきて、なんとも遠くへきたもんだ的な気分になりました。
ねこぢるy「インドぢる」を読んだのは、もう何年前なのか・・・。
Amazonで、本が発売された年を調べてみたら、2003年となっていました。出版されてすぐ、店頭でみかけて、買って読んだように記憶しています。
それまで、ねこぢるさんという漫画家さんのことも、そのかたがすでに亡くなってしまっていることも、なにもしらずに、ただ「インド」のタイトルに引かれて、購入したのだったと思います。
2003年というと、うちの、自閉症(の傾向の強い重度広汎性発達障害)息子のあだきち君が、五歳か六歳くらいのころです。
(あだきち君のことを書いているブログ → だっきたんぐる)
当時、あだきち君は、「ムトゥ 踊るマハラジャ」というインド映画に大ハマリしていて、一日三回から四回、ビデオを再生して鑑賞していました。
当然、一緒に過ごしている私も、同じ頻度で「ムトゥ」を見続けるわけですが、次第にインドに洗脳されたようになっていって、気がつくと、「インド」「印度」「マサラ」などと題した書籍を、旅行エッセイや小説から、歴史書、旅の手引き的な本まで、とにかく手当たり次第取り寄せて読むようになっていました。
いま思うと、あれはノイローゼの一種だったのかもしれません。
ただただインド映画を見せられつづける環境に耐えるために、自分の内部にもインドを詰め込むことによって、耐性を作ろうとしていたのでしょう。
それに加えて、あだきち君が、こんなに大好きで、のめりこんでいる世界なのだから、何かとても大きな理由があるのかもしれない、それはもしかすると、重い障害の奥底から、あだきち君の気持ちや言葉を引き出す手がかりになるかもしれない…そんなふうに思っていたような気もします。
あやうく、ムトゥの役者さんたちが話しているタミル語の勉強を始めそうになるところまでいきましたが、当時はタミル語の辞書もテキストも日本では手に入らない状況で、断念しました。
タミル語って、よく聞いていると、ところどころ、日本語に似ているんです。
お兄さんのことを「アニィ!」と言ってたり。
他にも、いくつか単語の発音がかぶるものが、あったはず。
お兄さんのことを「アニィ!」と言ってたり。
他にも、いくつか単語の発音がかぶるものが、あったはず。
発音自体にも、何かこう、あだきち君の琴線に触れるものがある様子でした。
見つかるはずのない何かを探しにいかなくてはならないと思われる土地。
それが、遠くにある国として感じる、インドであるのかもしれません。
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