2019年11月13日水曜日

大海とむ作品のあれこれ

こんにちは。目玉のレテナです。
これ書くの、毎度忘れそうになります。

たぶん記事の更新頻度が低いせいですね。精進します。(´◯ω◯`)


大海とむさんという漫画家さんの作品が好きで、もう二十年近く、ずっと読み続けています。
(以下、ラストに関するネタバレありですのでご注意を)




最初に読んだのは、「禁断の恋でいこう」シリーズ。


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思いやり深い性格なのに、人間関係にめぐまれない緋佐子が、人外の存在であり、長い寿命を持つ「夜斗」と出会って、幸福な生涯を全うする姿を描いたラブロマンス。

連載中から、普通の人間である緋佐子が夜斗よりも先に命を終えることは示唆されていたので、覚悟して読んでいたのですが、ラストでは、いつか緋佐子が別の形で蘇ることが示唆されていたので、ちょっと安らぎました。

でも、できれば、二人が再会するところも見たかったです。いつか続編が出ないかな。


今年(2019年)完結した「蜜夜婚~付喪神の嫁御寮~」(全8巻)では、「禁断~」の「夜斗」が、脇役で出演したので、なつかしく思いました。



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「蜜夜婚」の「白銀」と、「禁断~」の「夜斗」は、人外だということのほかにも、いろいろとキャラがかぶる部分がありました。

まず、作品のヒロインと出会う前に、複数の女性(「夜斗」の場合はメスオオカミの伴侶も含む)とのステディな関係があったこと。

そして、ヒロインと付き合っている間は溺愛状態でも、いずれ寿命による別れが来るであろうことが前提となっていること。

「蜜夜婚」を読み始めたとき、今作もまた「禁断の恋でいこう」と同じように、ヒロインの翠の死によって、いったん関係が終わるのかなと思ったのですが、死んでも終わらない展開が待っていました。


というか、「うわ、翠、ここで死なせちゃうんだ」と、作者さんの厳しい展開に驚いたというか・・・。


死ぬことで、最愛の「白銀」と同じように永遠に生きられる人外の存在となるというのは、こういうジャンルのお約束的に、仕方がないとは思います。

けれども、もともと家族を含めた周囲の人との縁が極端に薄かった翠が、大切にしていたほんの僅かの縁を、自分の手で消去していかなくてはならないというくだりは、切なすぎました。


考えてみると、大海とむ作品って、ラブロマンスとしては極甘なのに、よくよく読むと、どれも全部ヒロインに課す精神的試練というか絞り上げ方が、めちゃくちゃ厳しい気がします。


作者さん、ドSなのかも。(´・ω・`)


そういえば、「蜜夜婚」のあとの、姉系プチコミックの新連載も、もう始まっていて、タイトルは「悪し妻かたり」というのだとか。少し読みましたが、やはり冒頭から、ヒロインに猛烈に厳しい設定のようです。


コミックになるのが待たれます。








2019年11月9日土曜日

妖王の花嫁(全八巻)・真夜中のオカルト公務員


こんにちは。目玉のレテナです。


今日は読書記録です。

寝込んでいる時間がながいせいで、読む量が増えているので、メモしておかないと、二度読みしかねないのです。

読んだことを忘れているなら、二度読んだっていいじゃないかという気もしますが、読んでる途中で「あ、これ、こないだ読んだやつ?」と気づくというのを、避けたいのです。

読書中に、自分のボケをつきつけられることほど、情けないことはありませんので。


(´・ω・`)



というわけで、読書メモ。



妖王の花嫁(全八巻)
柿崎 椋 (著), 凪桜 (著)
 (冬水社・いち*ラキコミックス) Kindle版
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全巻、Amazon読み放題サービスが利用できるので(2019年11月9日現在)、一気に読むことができて、大満足。


日本の妖(あやかし)を統べる妖王である朧(おぼろ)と、身寄りのない女子高生、咲との、千年にわたる因縁と愛情の物語。


妖と人間の歴史の暗部を流れるドロドロの確執を、ヒロインの咲が、ド直球な慈愛と善意を炸裂させて、ものの見事に粉砕し、すべてを丸く収めます。

あまりにもバッサリどかーんと片付くので、ちょっと物足りないくらいでしたが、楽しい作品でした。








そういえば、咲の父親は、安倍晴明の生まれ変わりで、その安倍晴明は、朧の育ての親だったという設定なのですが、なんか似たような背景のお話を、他にも読んだような記憶が・・・。





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漫画アプりの「ピッコマ」で読んでいた「真夜中のオカルト公務員」の主人公の宮古新が、たしか安倍晴明の生まれ変わりだったはず。

こちらも面白い作品なのですが、「ピッコマ」で無料で読める範囲までしか、まだ読めていないので、先が気になっています。(書籍代節約中…)


と思ったら、Amazonプライムビデオでアニメが見られるようです。
見てみよう。ヾ(〃^∇^)ノ





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2019年11月6日水曜日

「耳をすませば」


こんにちは。目玉のレテナです。

せっかく決めたご挨拶の言葉を、うっかり書くのを忘れたので、あとから書き足しました。(^-^;


柊あおい「耳をすませば」 kindle版
        出版社 フェアベル 



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アニメ映画「耳をすませば」の原作漫画です。

Amazonのkindle版が、なぜか62%割引で、248円になっていたので、いい機会だと思って購入しました。


アニメ版よりも、穏やかで、身近に感じられるお話でした。

心の疲れを感じる夜に、読み返したくなりそうです。

アニメのほうも、ずいぶん前に一度見たっきりで、詳細は忘れていたのですが、天沢くんと雫が、まだ中学生だったということに、驚きました。


中三で、プロポーズしてたのか、アニメ版の天沢くんは・・・。








2019年11月3日日曜日

目玉のレテナです。




ブログの書き出しの決めことばを、何か考えてみようと思いました。


「こんにちは、目玉です!」


にしようかと思ったのですが、すでに使っている方がいたので、遠慮することに。


考えてみると、自分のペンネームも決めていませんでした。


目玉関係で、自分に関係した言葉は何かないかと思って考えていて、「網膜」というのを思いつきました。本の読みすぎで、網膜剥離をやってるので、網膜には少しばかり思い入れがあります。


でも、


「こんにちは。目玉の網膜です!」


と挨拶されても、されたほうが困りそうです。


網膜は、英語で「retina」、網膜剥離は、「Retinal detachment」というらしいので(google翻訳さんに教えてもらいました)、そこから音をお借りして、「れてな」ではどうでしょう・・・



「こんにちは。目玉のレテナです!」


とりあえず、これをブログの書き出しとしている方は見当たらなかったので、これで行ってみようかと思います。


というわけで、こんばんは。目玉のレテナです。m(. .)m






さて、この数か月間、この「目玉ブログ」は、どういうわけか、アメリカ合衆国からのアクセスがダントツで多いです。

日本国内からのアクセスは、アメリカの半分くらい。

そしてなぜか、ロシア、ウクライナからのアクセスが、国内からのアクセスに匹敵するくらいあります。


別にグローバルなことを書いているわけでもないのに、なんか、変だ…(´・ω・`)


と思って、参照元URLのリストを眺めてみると、ある特定のサイトからのアクセスが、妙に多いことに気づきました。


で、そのサイトのリンクを踏んでみたところ、次の瞬間、画面いっぱいに、陳列すれば確実に罪に問われるであろうと考えられる物品の映像が、これでもかという迫り方で、眼前に立ち現われました。




瞬間的にブラウザを閉じましたので、そのサイトに自分のブログへのリンクが貼ってあるかどうかまでは確認できませんでしたが、おそらく何か仕組みがあって、そこから飛んでくる人々がいるのでしょう。



その後少し調べて、こういうものを、スパムリンク、などというらしいことを知りました。

そういうリンクを、自分で開設しているgoogle bloggerのほうから「リンクの否認」をするための方法などを解説しているブログもありましたので、それに従って、その陳列わいせつサイトのリンクを、否認リストに入れました。


でも、こちらから否認しても、相手方のリンクが消えるわけではないので、いまでも毎日、陳列がワイセツなサイトから飛んでくるひとがたくさんいます。


困ったもんです。(´・ω・`)




では、おやすみなさいまし。

目玉のレテナでした。









2019年10月28日月曜日

戸川視友「七王国のバラ」(kindle読み放題)


戸川視友「七王国のバラ」(冬水社・いち*ラキコミックス)


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Amazon読み放題のリストに入ってみたので、お試しで読んでみたら、ハマりました。


スパッと竹を割ったような王道の物語ですが、主人公の少女、セレスティーヌの気持ちがいいほどのヒーローぶりと、彼女を盛り立てる脇役たちの熱い勢いに乗せられて、一気に二巻目まで読了。



生まれつき、バラの刻印を体にもつ「選ばれし者たち」が、大切な人を失っていく過酷な運命や、襲い掛かる邪悪な敵に立ち向かい、どう世界を統一していくのか。

三巻までは、Amazon読み放題で読めるようです。
(2019年10月28日現在)


同じ戸川視友の作品は、他にもいくつか読んでいますが、どれも気持ちのいい物語でした。





2019年10月22日火曜日

外科医が出てくる漫画



即位礼正殿の儀を、YouTubeの中継で眺めました。

高御座の開くところ、その中の様子など、興味深く眺めましたが……


いちばん印象に残ったのは、昭恵夫人の、斬新なデザインのお洋服だったかもしれません。



読んだ本のメモ。


若林美樹「ちょっと美人ドクター?」





 はじめのうちは「ピッコマ」という読書アプリで、一日一話づつ読んでいたのですが、Amazon読み放題を再開したので、一気に七巻目まで読んでしまいました。


厳しい医療の現場で、患者さんの命を救える医師になるために、日々体当たりで腕を磨く主人公のパワーが爽快です。








研修医ものというと、森元梢子「研修医なな子」も、楽しい作品でした。


そういえば、指導医とのハッピーエンドが、最後の最後で、オマケのようにほんのちょっとだけ出てくるところが、「ちょっと美人トクター?」と似ています。


機会があれば再読したいですが、残念ながら、こちらのkindleは、今のところ読み放題ではありません。(T_T)




実人生では、外科医との御縁は、いまのところ数えるほどしかありませんが、自分の子どもの手術を担当する外科医と会ったとき、お顔にものすごくヘタクソな感じの縫いあとがあったことが、忘れられません。


もしかしたらもその縫い目の傷がきっかけで、自ら外科医を志したのかなとか、時折思い出しては、想像をめぐらしています。











2019年10月21日月曜日

ミスカル、あるいはミスッカル

今回は読書記録ではなく、めずらしく食品日記です。


新大久保に遊びにいった末っ子が、韓国の飲み物を買ってきてくれました。






ミスカル、というのだそうです。
ネットを見てみたら、ミスッカルと表記しているサイトもありました。

上の写真はAmazonの商品情報からお借りしたもので、末っ子の買ってきてくれたミスカルとメーカーはたぶん同じだと思うのですが(箱はそっくりで、ロゴも同じです)、写真が少し違います。(右上のロゴは同じ)

末っ子購入の品は、


15 Roasted Grains with Yam

という表記があって、写真のなかに、長芋もうつっています。


学生のころに、韓国人留学生の友人たちが、帰国するたびに、研究室にお土産に、このナッツがどっさり入った飲み物を買ってきてくれたものでした。


数十年ぶりに飲んでみると、記憶している味とそっくりでした。

体がとても温まります。


韓国では、女性の体にとてもいいということで、愛飲されているのだそうです。




Amazonでも、長芋入りのミスカルを売っているのを見つけました。


冬をこれで乗り切ります。