2016年9月26日月曜日

【漫画日記】「宇宙を駆けるよだか」

マンガ読んだ記録。

宇宙を駆けるよだか 1   川端志季 (著) 
(マーガレットコミックスDIGITAL) Kindle版
 




容姿と性格が正反対の少女二人の人格が、入れ替わってしまうお話です。

強い容姿コンプレックスのために性格がねじまがり、恨みや妬みにまみれて生きていた然子は、とある呪術的な方法で、美しいクラスメート、あゆみの人生を丸ごと奪うことに成功します。

あゆみの彼氏に片思いをしていた然子は、まんまとその彼氏と付き合うようになったばかりか、クラスメートにあゆみ(外見は然子)の悪口を流して、村八分にしようと画策。


一方あゆみは、家族からも友人たちからも切り離されて、絶望の淵へ…


という、あらすじだけ見て、胸くそ悪いお話なんだろうなと思ったのですが、たくさん寄せられているレビューが、「読後の後味がいい!」というような、好感度の高いものばっかりだったので、つい読んでみることに…。




んで、思いっきり、ハマってしまい、全三巻読了。
ほんとうに、ハッピーエンドでした。


ただ、何かこう、喉に小骨がひっかかるような感じが残るお話ではありました。


愛された経験のない、気の毒な育ちだったとはいえ、然子の存在は、ほとんど生きた地雷でしたし(踏んだら終わり)、その所業も殺人に等しいものでした。もくろみが完全に成功していれば、あゆみや、あゆみを守ろうと奔走したおさななじみ二人の人生も、破壊するところでした。

けれども然子は、自分が陥れて一方的に苦しめたあゆみたちに救われて、彼らの無償の理解と友情まで受け取っています。


そこのところに、なんだか、バランスの悪さを感じてしまうのは、読み終わっても、然子にほとんど好感が持てなかったからかもしれません。


もっとも、然子のなかに、ほんのちょっとでも好感が持てるような、ポジティブな要素があったなら、あんな陰湿な事件を起こすこともなかったのでしょうけども。


うーん、後日談をもう少し読みたい気がする作品でした。















2016年9月23日金曜日

日々の小骨・・・来客の裏の顔がインターホンに録画されちゃう件


たいした事じゃないのですが…


最近、家のインターフォンがカメラ撮影機能付きになりまして、来客のあるたびに、全部録画される仕様になりました。


留守のときに誰が来たか分かるので、便利なんですけども、一つ、困ったことが。



留守だと分かると、めっちゃ不機嫌な顔になる方々が、いらっしゃるんですよね。


いつもとってもニコニコして、感じのいい人だと思っていた、配達の人とか、イラッとした般若顔になっちゃったり。


「チッ」っていう、口の動きも、全部録画されちゃっています。




コワイです(´;ω;`)。



いや、私もいいトシですから、ニンゲンなんて、そんなものだと分かってますけとも、でも、できればそんな心のウラガワなんて、見たくないんです。





営業や配達の方、どうかお気をつけください。









2016年9月22日木曜日

「ペルソナ5」自分へのご褒美のはずが…ほとんど苦行にorz


ここ数年は、パソコンでネットゲームばかりやっていて、プレステやゲームボーイ、Wii Uからはすっかり離れていたのですが、ひさびさに「ペルソナ」の新作が出るということで、Amazonから取り寄せました。




ペルソナ5 20thアニバーサリー・エディション 






ペルソナシリーズは、全作品大好きなので、おまけがどっさりついたのを買いました。



で、ワクワクテカテカしながら、梱包をといたのですが……



いきなり、プレステ3の電源の入れかだか分からない、というところで、つまづきました。


(´;ω;`)




なにしろ私、プレステ2までしか、触ったことがなかったんです。

子どもたちのために、プレステ3は買いましたけど、自分ではほとんど遊んでいませんでした。


ネットで調べながら、なんとか電源をいれましたが、今度は、ゲームの起動方法が全く分かりません。



立ち上がった画面には、縦横にいろいろなアイコンがあって、どれが何やら、さっぱりです。

さんざん試行錯誤して、なんとか「ペルソナ5」にたどり着いたと思ったら、今度は何かを更新しないとゲームができないと言われ、そこから延々と待たされました。


ゲームの梱包をといて、オープニングの映像を見るまで、約一時間半……


もう、自分は過去の人間なんだなあと、つくづく思い知りました。 (´・ω・`)




精神力的には、そこでほとんど燃え尽きていましたけども、やっぱりゲームはやりたいので、気合いを振り絞って、物語の冒頭に取りかかったのですが。



なんか、導入シーンがとても長くて、ほとんど私の介入の余地がありません。


いや、もちろん面白いんですけど、ゲームをしているというよりも、美しいアニメ映画をボーッと見ている感じで、ここでもなんとなく、置いて行かれている感が…。



ようやく物語世界への導入が済んで、主人公を操作する段になると、今度は、あまりにもリアルな三次元世界のなかで、ひたすら迷子になりまくり、さっぱり話が進まなくなりました。


駅から出るのに二〇分。
下宿先にたどりつくのに、二〇分。


なんとか目的地についたころには、すっかり3D酔いしていました(涙)。



でも……

やっぱり好きです、ペルソナシリーズ。








全く予備知識なしに開始しましたが、心の通じ合える仲間とコミュニティを作るシステムは健在みたいで、人間関係のドラマが、いまからとても楽しみです。



こんなペースだと、クリアまで四ヶ月くらい、かかりそうですが…


迷子と3D酔いを克服して、ちゃんとエンディングにたどり着こうと思います。

















2016年9月21日水曜日

それで何故、回転寿司に行くのでしょう( ̄。 ̄;)


変なニュースを見ました。


回転寿司で食事をする女性のお客さんが、糖質制限ダイエットのために、お寿司のネタだけ食べて、シャリを残す現象があるのだそうで、賛否両論巻き起こって、騒ぎになっているのだとか。


回転寿司での「シャリ残し」はマナー違反? 糖質制限ダイエット女性のふるまいが物議



糖質制限ダイエットのため回転寿司店で「ネタだけ食べてシャリを残す」食べ方をする人がいるらしい。ネットにアップされたシャリだけが残された寿司の画像を見たTwitterユーザーから、このような食べ方は「マナー違反」という指摘が相次いでいる。


■皿の上に残された無残なシャリたち…

今や定番のダイエット方法となった「糖質制限ダイエット」。炭水化物抜きで食事することで体重を減らすのが目的だが、その波はついに寿司にまで押し寄せてきたようで、Twitterには「シャリは太るから食べない」と、皿の上に寂しげに残されたシャリの写真がアップされている。

写真を発見したTwitterユーザーは、この食べ方に怒り心頭で「礼儀知らずにもほどがある」「注文しておいて食わないとかなくない?」といった声があがった。シャリからネタをはがして食べるのは、“追い剥ぎ”というマナー違反の食べ方らしい。しかし“追い剥ぎ”は最終的にはネタもシャリもちゃんと食べるものなので、「もはや新たな違反のジャンル」「未来過ぎて意味わからん」という指摘もある。

■「回転寿司でマナーを押し付けるなよ」

一方で「回転ずしで追い剥ぎとか考えすぎだろ」という声も。回転寿司でどのように食べようと自由だとして「回転寿司でマナーを押し付けるなよ」「食うかどうかは海老の尻尾と同じだろ」と、一方的に非難することに否定的な意見も少なくない。


シャリだけ残すのであれば「はじめから刺身食えよ」という意見もあるが、一部の回転寿司チェーンを除くとシャリ抜き・刺身のみという提供方法はあまりとられていないのが現状のようだ。
なかには一緒に寿司を食べに来た彼女の残したシャリに、ガリを載せて食べるという涙ぐましい努力をしている人もいて、「逆に彼氏が太るだろ」と同情する声もあった。 


 (Excite Bit コネタ 2016年9月20日)




うちの娘たちが、こんな食べ方していたら……絶対しないと思いますけど……考えを改めるまで、お寿司は食べさせないかもしれません。



どんな事情か分かりませんが、糖質制限ダイエットしてるなら、お寿司屋さんには行かないのが、妥当な判断ではないかと。( ̄。 ̄;)


お付き合いで仕方なく連れていかれた、というような事情だったとしても、そんなおかしな食べ方を見せたら、お付き合いの根本に亀裂が入りそうな気がするんですけども……


でも、もしも、糖質制限ダイエットのためではなくて、「白米アレルギー」の発症を回避するためとか(そういうアレルギーが存在するかどうか知らないですけど)、糖質を制限しなくては命に関わるような持病のために、シャリを残したのだとしたら、話はだいぶ違うと思います。



どうしても誘いを断れない筋の人(地獄の鬼のようなパワハラ上司とか、親族に無理強いされて断る手立てもないお見合い相手とか、誰かと一緒に毎日必ず寿司を食べないと死んでしまう友人とか……)に、無理に回転寿司に誘われて、事情を説明しても分かってもらえず、仕方なく店に行ったものの、自分の身体を守るために、シャリだけは断固として口に入れず、その切なくも厳しい覚悟を示すために、ネタをはぎ取ったシャリの写真とともに、ネットでシェアして理解を求めた……



いや、無理がありますよね。(´・ω・`)




うーん、それとやっぱり、ご飯、白米に対する価値観が、「追い剥ぎ」行為へのバッシングになるのかな、とも思います。


とんかつ屋さんにいって、トンカツだけ食べて、付け合わせのキャベツの千切り(山盛り)を、ごっそり残している人を見たとしたら、もったいないとは思ても、「追い剥ぎ」された寿司の残骸を見るほどには、いやーなキモチを受けることはないような気もします。



って書いたら、キャベツに対して、とてもすまない気持が湧きあがってきました。



やっぱり、食べ物のことは、大事に考えたいです。


人間、食べ物なくなったら、死んじゃうんですから。(´・ω・`)



















2016年9月19日月曜日

【漫画見た日記】ゴルゴ13と白のブリーフ


今年に入ってから、在宅でライティングの仕事をはじめました。

ネットで原稿の依頼をいただき、ネットで納品します。



いただくテーマは、全く知らないジャンルのものも多く、日々、驚愕のなかで勉強しながら自分の世界を広げています。



自宅PC前から一歩も動かず、調べ物や準備なども、すべてPCで片付けながら、通帳の金額と、脳内の世界を、ちょっぴりづつ増やしている今日この頃です。




……



今日の書き物のお題は、「ゴルゴ13」(さいとう・たかを作)でした。


基本的にマンガは大好きで、ジャンルにこだわらず、幅広く読みますが、この有名な超大作については、読んでみようと思ったことが、ただの一度もありませんでした。


理由は……











なんかこの人、見るたびに、白のブリーフ履いてるんですよね。(´・ω・`)


なんで、白なんですかね。


そして、なんでブリーフなんですかね。



いや、黒ならいいとか、Tバッグならいいのかとか、そういう話じゃないんですけども。




なんだか分からないんですけど、この人に限って、白のブリーフ履いてると、ガタイのいいおじさんが、パンパースつけてるように、見えてしまうんですよね。(´・ω・`)








しかも、かわいくないし。( ̄。 ̄;)



そんなわけで、書き物の仕事がちゃんとできるのか、かなり不安な気持ちでとりかかったんですけども。


まずマンガ「ゴルゴ13」の第一巻のサンプル版をダウンロードして、読み始めたら、あっという間にハマッてしまいました。


先が気になって、しかたがありませんが、まさかあの大作を全部買って読むわけにはいきません。
(稼いだお金が消え去ります)



それで、YouTubeでアニメの動画を探して、見てみることに……。





気がついたら、お仕事忘れて凝視してました。/(^o^)\


「ゴルゴ13」は、私が好んで読む少女漫画や青年漫画、少年漫画、SF、ファンタジー系漫画とは、全く違う作品です。

主人公は、身体も心もサイボーグかロボットみたいで、人間性が極端に抑制されてて、しかも陰気で、親しみは持てないし、感情移入もできません。(あ、ロボットものやサイボーグものは好きです)

かけがえのない人々との出会いがあるわけでも、心躍る冒険があるわけでもないのに、なんで夢中になって見てしまうのか。



なんかこう、デューク東郷が暗殺の仕事をするときの、あらゆる可能性に対応できるような緻密な下準備と、突然降ってわいた苦難を乗り越えていくときの行動力が、囲碁とか将棋のような知的闘争のスリルを感じさせるからかな、とも思います。



長く愛されてきている作品には、やはり、何かあるんでしょうね。

私がすぐ影響されやすいだけかもしれませんけど。(´・ω・`)









2016年9月16日金曜日

とりとめがなさすぎるのを、どうとりとめるのか

ここのブログ、行き当たりばったりに色々なことを書いていて、とりとめがなくなってきているので、少しまとめてみようと試みたのですが……



四字熟語日記

kindle unlimited関連


まともにタグづけしていなかったため、これくらいしか、まとめられませんでした。

他の記事、どうしよう・・・


これからは、もう少し分類を意識しながら、きちんとタグつけて記事を増やしていこうと、心の底から思いました。(´・ω・`)



2016年9月14日水曜日

乙武氏の離婚のニュース


Twitterをつらつらと眺めていたら、トレンドのところに「乙武洋匡氏」というのが出ているので、何だろうと思ったら、離婚されたとのこと。

→ 日刊スポーツの記事


当事者の方々の大変さに思いを馳せるよりも、また、便乗的な流れで、障害者叩きの発言が増えるのかなと、憂鬱になります。


ネット書店などで乙武氏の著作のレビュー欄を見ると、炎上というのか、もう惨憺たる叩かれ方で、しかたがない面はあるのだろうとは思うものの、「障害者」というくくりで叩く事例も多いために、今後、この方がどのように暮らしていかれるのか、どんなお仕事をされるのか、そのあたりが、かなり気になるところではあります。


擁護するつもりは全くありませんけれども、障害があろうとなかろうと、誰しも失敗することはありますし、間違うこともあるのですから、大切なのは、「次」にどうするかだろうなと。


乙武氏が、世の中に露出される生き方を続けられるのかどうか、解りませんけれども、なにをどうしても影響の大きな方ですので、障害者に縁の深い暮らしを送る立場の者としては、できることなら、よくよく深く考えて、気をつけていってほしいと願うばかりです。


(´・ω・`)








2016年9月4日日曜日

【漫画日記】「左ききのエレン」(Kindle unlimited読書日記)



Kindle unlimitedの本を読みすぎて、もう記録が追いつきません。
マンガが多いだけに、数がいくらでも増えていきます。



左ききのエレン(1): 横浜のバスキア 

Amazonの説明文より

天才になれなかったすべての人へーー。 

朝倉光一は、大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナー。いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日だった……。もがき苦しむ日常の中で、高校時代に出会った天才・エレンのことを思い出していた。 

2015年、メディアプラットフォームnoteで公開されてすぐに話題を呼び、ウェブメディアcakes連載時も不動の人気を誇る「左ききのエレン」、待望の電子コミック化!「SNSポリス」「おしゃ家ソムリエおしゃ子! 」で一躍話題になった「かっぴー」が手がける、初の長編ストーリーマンガ。






一巻と二巻を続けて一気に読了。

薄いナイフみたいに、まっすぐ心に入ってくる物語でした。


つまらない自意識の枠から抜け出すことのできない凡庸さと、それでも「何者か」にならずにはいられない向上心を抱き合わせでもってしまった、光一の苦悩。

そして、途轍もない天賦の才能を持っているにも関わらず、安心感や喜びといった、精神的な後ろ盾がないために、創作を放棄したエレンの苦しみ。


正反対の二人がぶつかり合った刹那は、お互いが自分の本質と、向かう先を知るための唯一の機会だったのかもしれません。


どことなく、日本橋ヨヲコの「G戦場ヘヴンズドア」を思い出す作品でした。