Kindle unlimitedの本を読みすぎて、もう記録が追いつきません。
マンガが多いだけに、数がいくらでも増えていきます。
左ききのエレン(1): 横浜のバスキア
Amazonの説明文より
朝倉光一は、大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナー。いつか有名になることを夢みてがむしゃらに働く毎日だった……。もがき苦しむ日常の中で、高校時代に出会った天才・エレンのことを思い出していた。
2015年、メディアプラットフォームnoteで公開されてすぐに話題を呼び、ウェブメディアcakes連載時も不動の人気を誇る「左ききのエレン」、待望の電子コミック化!「SNSポリス」「おしゃ家ソムリエおしゃ子! 」で一躍話題になった「かっぴー」が手がける、初の長編ストーリーマンガ。
一巻と二巻を続けて一気に読了。
薄いナイフみたいに、まっすぐ心に入ってくる物語でした。
つまらない自意識の枠から抜け出すことのできない凡庸さと、それでも「何者か」にならずにはいられない向上心を抱き合わせでもってしまった、光一の苦悩。
そして、途轍もない天賦の才能を持っているにも関わらず、安心感や喜びといった、精神的な後ろ盾がないために、創作を放棄したエレンの苦しみ。
正反対の二人がぶつかり合った刹那は、お互いが自分の本質と、向かう先を知るための唯一の機会だったのかもしれません。
どことなく、日本橋ヨヲコの「G戦場ヘヴンズドア」を思い出す作品でした。
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