アプリでスマホいじめ防止 千葉・柏市、初の実証実験
スマートフォンを通じた非行やいじめを防ごうと、千葉県柏市は、一部の市内中学校で新1年生の保護者のうち希望する人に、子供のネット上のやりとりを監視できるアプリを無料配布する実証実験を始めている。期間は7月20日まで。市によると、自治体が同種の実験をするのは全国初。
実験に使うのは、東京のソフト開発会社「エースチャイルド」のアプリ「Filii(フィリー)」。「殺す」「バカ」といった、いじめや犯罪に発展しかねない約2万語が警戒単語としてあらかじめ登録されている。
子供のスマホにインストールし、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などの会話でこれらの単語が検出されると、前後の文脈から危険度を判定する。使われた単語や送信したユーザー名などが保護者に通知される。
実際にいじめなどトラブルが判明し、家庭内での解決が難しい場合は市の少年補導センターが窓口になって対応する。〔共同〕2016年4月20日(水)日本経済新聞
FiLiiという会社のサイトを、さっそく見てみた。
https://www.filii.net/
ここで登録して、利用することができるようだ。
いまのところ、iOSの場合はLINEなどのコミュニケーションアプリの分析はできない、とのこと。
賛否両論、いろいろ出ているようだけれと、親御さんがスマホやネットについての知識が乏しく、自分ではあまり使わないという家庭が、結構あるようなので、学校がこうしたアプリを導入することを考えるのも、仕方がない面はあると思う。
いまどき、と思うかもしれないけれども、学校が、携帯メールで一斉連絡のできるサービスを導入しても、登録する家庭が、八割にも満たないという現状があるのだ。息子の学校は、昨年春の段階で、せいぜい六割程度だったと聞いている。これではちっとも一斉連絡にならない。
こういうシステムを使うだけでなく、ネットとの関わり方について、子どもだけでなく、保護者に対しても、きちんと教える場がもっと増える必要もあるのだろうなと思うけれども、そこまで学校がやらなくちゃならないのかという気がしなくもない。
困ったもんだ。(´・ω・`)
0 件のコメント:
コメントを投稿