2017年1月27日金曜日

【ゲーム日記】イケメン戦国


スマホ・iPhoneのゲームアプリ「イケメン戦国」


タイトルを声に出して読むと、かなり恥ずかしい気がしますが、気にしません。(^_^;


なんだかんだで、ずーっと続けてやっています。


乙女(?)向けの恋愛ゲームは、いろいろ手を出してみましたが、他は中途でやめてしまって、いまはこれだけ残っています。






    https://www.youtube.com/watch?v=lqEtshYtLXU





こんな感じの、イケメン戦国武将たちと、現代からいきなりタイムスリップした主人公(若い女性)が出会って、関係を深めていきます。


物語は、かなーり、トンデモな設定のなかで、華々しく繰り広げられます。


主人公は、本能寺の変の当日に信長と出くわして、そのまま彼を助け出してしまいます。

本物の信長は、本能寺の変のときには、五十歳直前のはずですが、ゲームの中では、どうみても三十歳そこそこ。


しかもお話のなかでは独身っぽくて、妻子の気配が全くありません。濃姫どこいった(^_^;?



さらに、先に病死しているはずの上杉謙信、武田信玄も健在。

本当に生きていたとしたら、二人とも、本能寺の変の時点で、五十台から六十台のはずですけど、みんなすっかり若者になっちゃってます。


でもまあ、細かいこと(?)は、いいんです(^_^;。

ファンタジーですから。


主人公は、信長を助け出したあと、徳川家康、伊達政宗、明智光秀、豊臣秀吉、石田三成たちと一緒に、織田家ゆかりの姫君という立場で、安土城で一緒に暮らすことになります。

そして、安土城下で、織田家と敵対する真田幸村や武田信玄、上杉謙信、猿飛佐助、時には本願寺の顕如なんて人たちとも出会ったりして、成り行きで親しくなる場合もあったりします。


さらにこの主人公、姫君でありながら、ちょくちょく戦場に同行させられ・・・・・・結果的に、歴史を猛烈に変えちゃいます。


ここまでくると、ほんとにメチャクチャですが、いいんです。ファンタジーですから(^_^;。



ゲームとしては、出てくる武将の一人を選んで物語を進め、折々に出てくる選択肢を選びながら、関係をを深めていくことになります。


現時点で、信長、家康、正宗、秀吉、幸村、信玄の物語が、メインストーリーとして公開されています。残りの武将は未公開ですが、近日中に、謙信のストーリーが始まるのだとか。



まるっきり史実を無視したストーリーかというと、そうでもなくて、史実の人間関係を若干反映したようなエピソードが、ときどき混じっていたりします。

たとえば家康が、人の話をさっぱり理解しない三成の無神経さにイライラしたり(でも、たぶんこの世界では、関ヶ原の戦いは勃発しないのだと思います)。


ことあるごとに、秀吉が光秀の謀反を疑って、食ってかかったり。(そういえば、本能寺の変の首謀者は、光秀ではないということになってました)




そういえば、真田幸村は、恋愛ベタな性格を武田信玄に心配されていましたが、主人公と結ばれない場合、結婚運や家庭運にめぐまれず、悲惨な晩年を送るというような話が、ちらっと出てきていました。ちょうどNHKの大河ドラマ「真田丸」で、幸村の底知れない女難ぶりを見ていた時期に、ゲームで幸村のストーリーを攻略してたので、よけいに哀れに思いました。



まあ、そんな小ネタを楽しみつつ、気分転換のためにプレイしています。




世の中も、歴史の中も、大半が荒んだ話ばっかりですから、報道などで伝わってくる「現実」ばっかり直視してると、だんだんと、私のようなトシの人間でも、やっぱり気持ちがしんどくなります。


どこまでいっても、絶望と失望と終焉しかないんだったら、毎日毎日繰り返している、この日常の営みって、何なんだろうなって、中二くらいのころだったら、きっと考えただろうなと思います。


真田幸村だって、ものすごく頑張った末に、徳川家康にやられて人生終わりますしね。(´・ω・`)


だけど大河ドラマの「真田丸」の幸村は、なんだか幸せそうに微笑みながら人生を回想して、歴史からも番組からも消えていきました。ほんとに幸せに包まれながら死んでいったかどうかは、誰にも確かめようがありません。だから、あれは創作です。


でも、なんかリアリティがありました。

完全な絶望状態で、死ぬしかなくて、でもああいう、微笑みながら死ぬという人生も、あるんじゃないかなという手触りがありました。


たとえフィクションであっても、人がしんどいリアルの人生を直視するときに、冷え込む心にすこしだけ暖かみを運んでくれる、遠赤外線的なものになり得るものがあると思うのです。


リアルを助けるのが、必ずしもリアルであるとは限らない。

気の持ちようでなんとかなることもあると、昔から人間は知っています。


フィクションばんざい。ヾ(〃^∇^)ノ



というわけで、リアルにつぶし合って滅びていった戦国武将たちが、年齢容姿完全改造された上で、幸せめがけて邁進しつつ戦国を放棄するゲームを眺めるのも、悪くないと思うのでした。





 うわ、ファンブックなんて、出てたんだ。










↓ CDが出てたのは知ってたけども、歌もあるんですよね。聞くと変な汗出そう・・・





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