ハーレクインコミックスです。
大女優と顔のよく似た付き人が、雇い主の身代わりになったせいで、ストーカーに命を狙われるというお話。
中村 地里 (漫画), ルース・ジェン ・デイル (原作)
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看護師だったアリスが、仕事を辞めて、六回も離婚経験がある女優の付き人になった事情は、はっきりとは書かれていませんでしたが、祖母の医療費捻出のためだったのだろうと推測されます。
で、たまたま、雇い主の女優の物まねがうまかったせいで、影武者に任命され、女優の元夫たちと渡り合ったり、脅迫されたり、ボディガードともども襲われて、あやうく殺されかけたり、さんざんな目に。
命を狙ってきたのは、女優が執筆を予定していた自叙伝に、書かれたくないことのある人物だったのですが、女優は自叙伝の計画も取りやめて、七人目の結婚相手を公表。
周囲をひたすら振り回して、それでもなお愛される大女優が、とても不思議な生き物に見えるお話でした。
とてつもなく迷惑な人ですけれども、大きな才能があるからこその大女優なのでしょうし、この人の存在があったからこそ、付き人のアリスと雇われたボディガードの収入とロマンスも生じたわけで・・・・
こういう人って、そばで生きる人たちにサバイバル生活を強いる、豊穣で危険な大自然みたいな存在なんでしょうか。
(´・ω・`)
(__).。oO
パパラッチに追い回される大女優や歌手のプライベートがどんなものか、見当もつきませんけれども、さぞかしストレスフルな生活なんだろうなあと想像します。
常に人に「見られているかもしれない」状況は、そういう緊張感に耐性のある人でないと、とても長く続けられるものではないでしょう。
まして、ストーカーに命を狙われるような事態になったら・・・・
私なら、あっという間に慢性疲労症候群にでも、なりそうです。( ̄。 ̄;)
ハーレクインには、有名人と、そのボディガードの組み合わせがよく出てきますが、私が読んだものは、映画「ボディーガード」みたいに、ほとんどが命が危険な話でした。
映画、ちゃんと見る前に、ホイットニー・ヒューストンが亡くなってしまいました。
きれいな方だったのに。
死因に関連した記事を多少読みましたが、いろいろなストレスに、負けてしまったのかなと、なんとなく思いました。
(読書日記・マンガ)
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