2019年5月22日水曜日

目玉と湖とアイスランドと…つまり、だらっとした雑記







携帯アプリの「ふにゃもらけ」というゲームで、深い青色の背景画像に出会いました。


ウユニ塩湖という、実在の湖のイラストだというので、その湖の写真を画像検索で探してみたら、空模様がそのまま湖面に映っている、奇跡のような写真が山ほど出てきました。


実際に見てみたいものですが、ボリビア、遠いです。(´・ω・`)




( _ _ ).。o○



村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか?」に、印象深い箇所があったので、引用。


アイスランドに行っていちばん驚いたのは、人々がとても熱心に本を読んでいることだった。たぶん冬が長くて、屋内で過ごすことが多いということもあるのだろうが、読書はこの国では、とても大きな意味と価値を持っているらしい。家にどれだけきちんとした書棚があるかで、その人の価値が測られるという話も聞いた。人口のわりに大きな書店が数多くあるし、アイスランド文学も盛んで、ハルドール・ラクスネスは1955年にノーベル文学賞を受賞している。彼が亡くなったときには、代表作の長編「独りで生きる人々」が数週間にわたってラジオで朗読され、文字通り全国民がそのあいだラジオの前に釘付けになっていたそうだ。バスは運行をやめ、漁船は操業を停止した。

  村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか?」文春文庫



ウィキによると、アイスランドの総人口は、約337,610人とのこと。

書店が近隣からどんどん消えていく国に住んでいるものとしては、うらやましい限りです。







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