2016年8月20日土曜日

やけくそのように読書を記録する

あいかわらず読んでいる「カキフライが無いなら来なかった」。



手羽先をそこまでしか食べないのか    せきしろ



この、まっすぐな糾弾の視線……


すがすがしいというべきなのか、「せこい」とか「いじましい」といって切り捨てるべきなのか、よくわからないけれど、次に手羽先を食べている人を見たら、絶対ガン見してしまうと思う。


坊さんが大量にアイスを買っていた    又吉直樹



こちらにも、どことなく、糾弾の気配がある。

たぶん自分で食べるのではないのだろうとは思う。
暑いところで何か作業をしている人たちに差し入れするものであるのかもしれない。
十中八九、善行だろうに、なにかこう、見てはいけないものを見てしまった感じがあるのは、なぜだろう。






もったいないから、ちょっとづつ読む。



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