いにしえの黒電話…とはちょっと違う |
■6年の苦労こんなものか…原発避難訴訟、不本意な原告も
(朝日新聞デジタル - 03月18日 00:05)
http://www.asahi.com/articles/ASK3J6RH8K3JUTIL058.html?ref=mixi
少し引用します。
心ない言葉も浴びせられた。避難してから数日後、自宅前を通りかかった子どもが、福島ナンバーの車を見て「原発が来てる」と叫んだ。2014年冬には、車のフロントガラスに「福島に帰れ」と書かれた紙が挟まっていたという。
車のナンバーをみて差別とか・・・
もうなんと言ったらいいのか分かりません。
福島の人に対する差別を、私は直接に見聞きしたことはありません、
いま私が親しく話す人のなかには、差別発言をあからさまにして恥じないような人は、一人もいないからです。ありがたいことだ思います。
でも、多いか少ないかは分からないけど、そういうダメな人たちは、存在しているのだろうと思います。
障害者福祉や生活保護を税金の無駄だと叩くのと、同じような人たちが、そういうことをしているのかもしれません。自分が得をしない出来ことには共感するも損だとばかりに、痛みを持たずに切り捨てることのできる感性。怖いです。
こういってはなんですけれども・・・
人の悪意、差別、暴力は、時と場合によっては放射能よりもずっと怖いと感じます。
地元を離れ、他県で心ない言動に去れされることで、体を壊し、精神的な健康を損なってしまった人は、このニュースに書かれていた方の他にも、きっと少なからずいるのではないでしょうか
誰の責任かという問題は、難しいと思います。
地震や原発の問題がなくても、こういう排他の問題は、もうずっと昔からあったわけで、いま渦中にある東北だって、それなりに酷かったわけですから。
私も東北で生まれ育ちましたけれども、黒電話が一般的な家電だったころの東北の子どもたちの「いじめ」は、時にはなかかな陰湿で、えげつないものがありました。東京から転校してきたというだけで、ボコボコにされていた男の子もいたり。障害者に対する意識だって、それはもう・・・少なくとも誇れるようなものではなかったことは、断言できます。でもそれ、東北だけじゃないですよね。
パワハラやモラハラ、排他的な言動などで傷ついて寿命を縮めている人たちを、なんとかしようと動くのが当たり前の世の中にならないと、災害が起きるたびに、こういうことが繰り返されるのかなと思うと、心がしょんぼりします。。。
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