2017年3月25日土曜日

パン屋さんでは郷土愛は育たないの?



たぶん日の丸弁当でしょう…

道徳の教科書の検定が、だいぶ厳しいのだそうですね。
新聞記事を見て、びっくりしました。

パン屋「郷土愛不足」で和菓子屋に 道徳の教科書検定
http://www.asahi.com/articles/ASK3P7KX3K3PULZU00T.html

 「しょうぼうだんのおじさん」という題材で、登場人物のパン屋の「おじさん」とタイトルを「おじいさん」に変え、挿絵も高齢の男性風に(東京書籍、小4)▽「にちようびのさんぽみち」という教材で登場する「パン屋」を「和菓子屋」に(同、小1)▽「大すき、わたしたちの町」と題して町を探検する話題で、アスレチックの遊具で遊ぶ公園を、和楽器を売る店に差し替え(学研教育みらい、小1)――。
 いずれも文科省が、道徳教科書の検定で「学習指導要領の示す内容に照らして、扱いが不適切」と指摘し、出版社が改めた例だ。
 おじさんを修正したのは、感謝する対象として指導要領がうたう「高齢者」を含めるためだ。文科省は「パン屋」についても、「パン屋がダメというわけではなく、教科書全体で指導要領にある『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ』という点が足りないため」と説明。「アスレチック」も同様の指摘を受け、出版社が日本らしいものに修正した。


和菓子好きだし、和楽器もいいと思いますけども、なんだか、わざとらしいなあって感じます。(´・ω・`)


消防団の「おじさん」を「おじいさん」に変換すると、地方が少子高齢化で消防団に加入する若者が居なくなったという話になりそう。実際、そういう状況が各地であるらしいですし。

ここまで言うなら、あれですね。
文科省の職員さんたち、毎日、素敵な和服で出勤なさっては、いかがでしょう。
かなり説得力高まりそうです。

国会だって、議員さんは、びしっと、羽織袴でキメてきたらよさそうです。

なぜ、そうしないんでしょうね。


それにしても、パンだって、日本で広く食べられるようになって、もう百年はたっているのに、いまだに「我が国」のものじゃないんでしょうか。あんパンなんて、日本人が考え出したものでしょうに。焼きそばパンとか、日本以外に存在してるんだろうかと思うんですけど。

(´・ω・`)





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