2016年10月26日水曜日

Twitterで、いじめをみたこと





春名風花さん、通称「はるかぜちゃん」という方の、いじめについての文章に感銘を受けて以来、彼女のツイートを、ときどき読みに行っているのですが……



なんか、行くたびに、かなり理不尽な印象の批判や叩きのコメントがついているのを見かけるような……(´・ω・`)



気になって、検索かけてみたら、こんな記事がありました。


「はるかぜちゃん」でおなじみ、元子役・春名風花を嫌いな人が続出。

http://laughy.jp/1407705670876172279



なるほど……

要するに、いじめなんですね、この現象は。



わざわざ難癖つけたくなるほど嫌いなら、読みに行かなければいいのにと思っていましたけど、いじめるために、わざわざアクセスしていたのかと、納得した次第です。



はるかぜちゃんという方は、しなやかで強い心の持ち主のようにお見受けしますので、きっと大丈夫だろうと信じています。信じたいです。





ほんとうにつらい、みじめな状態にあるのは、むしろ、いじめてしまう側の方々かなと感じます。


私も、どちらかというと、いじめられる側だったので、いじめを行う側の人々のことは、子どものころから、よく観察していました。


最近次々と話題になっているような、命を落としかねないほどのいじめではなく、黙って我慢していれば通り過ぎていく程度のものでしたけれど、それでも不愉快さは計り知れませんでした。




私の遭遇したいじめの行為者たちは、例外なく、弱いところや、自分ではどうにもならないと感じられるような問題を抱えている人たちでした。


その問題というのは、さまざまだったと想像しますが、確実に言えることは、いじめられる側の私には、これっぽっちも責任などなかった、ということです。



彼女たち(女子校だったので、いじめっ子は全員女性です)は、私の容姿について陰口をたたき、聞こえよがしに「ガリ勉」とののしり、新しい傘などを買うとこっそり壊し、時には教室の椅子を隠し、面倒くさい仕事はなんでも押しつけ、歩いていると足をひっかけて転ばそうとしました。


これだけで、彼女たちが、どんなことで苦しんでいたか、なんとなく、見えてきますね。(´・ω・`)


美しさについてのコンプレックス

学力でのコンプレックス

金銭的なコンプレックス

自分は不当に損をしているという不快感



私をおとしめ、侮辱することで、彼女たちは、自分の抱える問題から、いっとき目をそらして、息がつけたのかもしれません。


他人をおとしめるという行為は、自助努力をせずに、「自分はすぐれている」と思い込むための、有効な手段らしいですから。


たぶん、いじめる相手は誰でもよかったんだと思います。

ガードする友だちが少なそうな、気の弱そうな、反撃してくることがなさそうなターゲットを、選んだだけでしょう。



高校卒業後、彼女たちのなかの一人が、わざわざ手紙をくれました。


「これからも仲間に入れてあげるので、とりあえず、○月○日までに、みんなへの贈り物を購入するためのお金を送ってね」


と書いてあって、心底驚きました。


まだ続けるつもりなのかと(^_^;。


手紙に返信はせず、そのまま捨てました。




三十年後、彼女たちの人生は、どうなったでしょう。


連絡は途絶えていますので、想像するしかありませんが、PTAなどで、ことさらに仲間はずれをつくって陰口を広めたりしている人を見ると、どこか遠い空の下で、似たような感じになっているのかなあと思わずにはいられません。


そういう方々は、険のある、幸せではなさそうな顔をしている場合が多いです。
私と同世代ですから、みなさん、もういいトシです。
お顔の険だけでなく、体の不調も、抱えていたりする人も、多い様子です。

やさしくなったほうが、ご自分も、まわりのひとも、幸せだろうにと思うんですけど・・・きっと、余計な御世話てすよね。(´・ω・`)

















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