滋賀県彦根市で、19歳の巡査が、巡査部長を射殺するという事件があったとか。
彦根の警官射殺 19歳巡査、供述と矛盾 全容解明、慎重に
https://mainichi.jp/articles/20180418/ddl/k25/040/463000c
ニュースを見ている限りでは、射殺の動機がよくわからないために、「突然キレる若者」という方向で納得しようとしている流れも一部にはあるようです。
現時点では、この事件の真相は分かりません。亡くなった巡査部長と、撃ってしまった巡査との間に、いったい何があったのかは、もしかすると分からないままになってしまうのかもしれません。
とはいうものの……
「警察官 パワハラ」などでgoogle検索すると、びっくりするほどたくさん、そういう事件の記事が出てくるような状況に対して、警察組織は何か対策を考えているのかどうか。
今日たまたま、「はてなブログ」の「おすすめ記事」として、「警察官クビになってからブログ」という、タイトルそのままのブログが紹介されていたのを見たので、そのなかの四つの記事を読んでみました。
警察官による上司射殺事件によせて
警察官をクビになった話 前編
警察官をクビになった話 後編
あまりにも、いたましい過去の記録でした。
仕事ができない、職場に適応できないことを理由に、ここまでの精神的暴力を加えて追い詰めることが常習化されているのだとしたら、そりゃ「事件」が次々に起きたとしても、不思議はないなと思えました。
もちろん警察組織全部が、こんなおかしいことになっているとは思いませんし、警察官が全員パワハラ上等のサイコパスじみた人格だとも思いません。
でも、
たまーに、とんでもない人が混じっていることは、一般人の私でも知っています。
もう二十年以上も前のことになりますが、自転車の盗難に遭い、交番に届け出にいったら、奥のほうでふんぞり返っている警察官に、いきなり怒鳴られたことがありました。
「なんで、ここに届けるんだ! あんたの自宅の管轄はここじゃないだろう!」
そういうものかと思って、私が帰ろうとすると、他の警察官が用紙を出してきて、私に届を出すようにと勧めてくれたので、その場で書いて出しました。
ちなみに警察官には、被害届が出されたら、たとえその事件が管轄外であっても、受理しなければならないという規則があるそうです。(犯罪捜査規範61条1項)
だめじゃん。(´・ω・`)
その怒鳴られ事件から二十年後、同じ県警内で、警察官が上司のパワハラで自殺する事件があり、そのパワハラの張本人だという「署長」の顔写真がネットに出回っているのをたまたま見たのですが、どうも私の記憶の中にある怒鳴る警察官に、そっくりな顔立ちのように思えてなりませんでした。
同一人物なのか、それとも判で押したように同じタイプの人が県警内に他にもいたということなのか。
後者だったら、恐ろしいなと思います。
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