2016年8月30日火曜日

アヤメくんののんびり肉食日誌 (Kindle unlimited読書日記)


Kindle unlimited登録本が、どんどん増えています。うれしい限りです。
(いっぱい読める!)


というわけで、夜ごと、知らない作品を開拓しています。





町麻衣 「アヤメくんののんびり肉食日記」 

  • 祥伝社 (2013/7/8)
kindle unlimited 登録書籍
Amazon
http://amzn.to/2cnz2SO





Amazonの内容紹介

「おっぱい触らせてください」  待て待て待て、口説くってそういうコトじゃないぞ! 

恐竜オタクの超マイペース研究室ラブコメディ!! 舞台は某大学・生物学科の研究室。今年の新一年生・菖蒲瞬(あやめしゅん)は風変わりな男の子。考古学者の息子で英国帰り。恐竜オタクで、好奇心旺盛。優秀な研究者になること間違いなし!
……と思いきや、先輩女史・椿(つばき)の裸を見てからは彼女に興味津々。デートのお誘いもキスの仕方もとぼけた調子のくせに、やたら押せ押せで…!? 描き下ろしマンガも収録して、第1巻登場!




読み始めた時点で、作品の予備知識は全くありませんでした。表紙の絵が気に入って、DL。
微妙に博物誌的な雰囲気があることと、落ち着いた色合いが、好みです。あと、「のんびり」というキーワードは、大いなるツボでありますね。のんびり。最高です。本読んで、のんびりしたいのですから。


んで、少し読むと、理系の研究室モノだなと分かりました。
「動物のお医者さん」や、「もやしもん」と印象がかぶりますが、研究分野よりも、メインの二人の恋愛のほうに、話の重点が置かれている様子です。


主人公の菖蒲瞬(あやめしゅん)は、天才肌の変人新入生。

動物形態学の教授に溺愛される才能の持ち主ということで、頭脳は素晴らしいのかも知れませんが、対人面での情緒的な発達が、実年齢よりもだいぶ幼いところで止まっていて、好きな女性に恋心を抱いても、それが恋愛の体(てい)を為さず、傍目にも研究対象への気持ちと区別がつかなくて、おかしなことになってしまう…というところが、お話の見所の一つです。


菖蒲瞬も、その思い人の椿先輩も、世間的な感覚からは大幅にズレていますが、椿先輩のほうが、ヒトとしての精神的な成熟度が高いようで、自分に思いを寄せてくる菖蒲瞬の肉食男子っぷりに巻き込まれなからも、物足りなさを感じていて、対等な恋愛関係に踏み出しません。


でもまあ、このままいくのかなと、一巻目を読了した時点で思いました。


研究者って、たいてい、中身がほとんど子供のまま老いていきますから( ̄。 ̄;)。


のっけから、土中に埋めたワニの白骨死体を掘り出して洗う話とか、研究室モノならではのマニアックな状況が出てきて、楽しいです。


でも、二巻以降は、unlimitedじゃないんですよね・・・。
読もうかどうしようか、迷い中。




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